海外旅行記

【インド旅行記】〜最高に濃くてカオスな国でした タージマハル・ガンジス川〜 

ナマステ!

みなさんのインドのイメージってどんなでしょう?

「カレー」「ガンジー」「0が生まれた国」「紅茶」などでしょうか。

物騒なニュースもよく耳にしますので、「危なそう」という印象もあると思います。

私もインドに行くのは少しビビっておりましたが、やはり旅好きとしては外せない国でしょう。意を決して行ってまいりました。(2014年秋)

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旅のプランは?

今回は一人旅。日本でそこそこ安いツアーを申し込み、

現地人のガイドさんに案内してもらいました。

デリー、アーグラー、バナーラス(ベナレス)、アウランガーバードを2週間ほどで回るコースです。

インド旅行を全て自分で手配し、ガイドも自分で現地で雇おうと思うと、相当な難易度に感じました。詐欺師も多いですからね。

安心安全な国ではありませんし、完全にひとりで行った知り合いも、それなりにトラブルに逢ったようです。

インドの完全な個人旅行は、一人旅の経験と知識があり、トラブルも楽しむ余裕がある方向けですね。

デリーに到着

日本から直行便でおよそ8時間。キレイな空港でしたよ。

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北インドは日本と経度があまり変わらないので、気候も日本と同じくらい。

秋に行きましたが、朝夜はかなり冷えます。

一年中暑いイメージのインドですが、夏を外せば過ごしやすいです。

 

空港から市内には、車でおよそ1時間ほど。

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インドでは文化の違いに驚かされてばかりでしたが、空港を出ていきなり驚きました。

とにかく交通マナーが悪い!

クラクションが常時鳴りっぱなし、4車線の道路に6列で走る車、そんな中をバイクがスイスイすり抜けて行く、、、。

ひえ〜、なんて面白い国だ!と思いましたよ笑

ほんまカオスです。

他の都市にも行ってわかったんですが、デリーは大都会なので比較的マナーはいい方です。初めてインドに行くひとは「これでマナーがいい方なのか」と驚かれることでしょう。

アーグラーへ

翌朝。これから夢のタージマハルを見に行きます。

日本の9倍の面積を誇るインドの移動は列車が基本です。

ですが本数はめちゃくちゃ少ないし、1時間程度の遅刻は当たり前。

電車が来てもそれが正しい列車なのかわかりづらいし、
すぐに出発してしまうので、急いで乗り込まないといけません。

動き出している列車に、走りながら乗り込む人も。
日本みたいに待ってはくれません。

分単位のスケジュールで、かつほとんど遅刻のない日本の鉄道事情を話したら、ガイドさん、「ホントデスカ?」って驚いてました。

ほんまカオス!

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2時間ほどでアーグラーに到着。

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写真のリクシャーが現地人の足です。

日本人はぼったくられるので、乗るときは覚悟を。ちゃんと事前に交渉をすること!

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とはいえ、たいていの日本人はインド人より裕福です。

現地人より多く取られることに、あまり目くじらを立ててもね。

 

タージマハルに行く前に、アーグラー城に。

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まるで要塞だ。

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わかりづらいですが、遠くにタージマハルが見えます。

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さて、このアーグラー城とタージマハルがなんなのか知らないと、ほえ〜すごい城だなぁ、で終わってしまいますので、ちょっと歴史の授業を。

 

タージマハルはお墓なんです。

シャー・ジャハーンという皇帝が、亡くなった愛する妻のために建てたものです。

しかし謀反を企てた、息子のアウラングゼーブによって、シャー・ジャハーンはアーグラー城に幽閉されてしまいました。

7年後に死を迎えるまでシャー・ジャハーンは、毎日妻に思いを馳せはがらタージマハルを見ていたことでしょう。

なんとタージマハルの対岸に、自分の墓として「黒いタージマハル」を建てるつもりだったとか。ぜひ見てみたかったなぁ。

 

念願のタージマハルへ

タージマハル正門

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ここをくぐると、、、。

 

出た〜〜〜〜、タージマハル!!

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おお、なんと美しい、、、。

時間帯によって陽の光で、タージマハルはその姿を変えます。

さすが「世界一美しいと建築物」と言われるだけありますね、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。

 

タージマハル内部にも入場できます。

その際は靴を脱ぐか、靴にビニールを被せます。

内部で勝手にガイドしてくれる人がいますが、有料です

必要なければきちんとお断りしましょう。ノーマネー。ノーサンキュー。

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インド人ってどんな感じ?

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昼はカレー。手前の米や真ん中のナンに、数種類のカレーをつけて食べます。

うまいんですが、毎日何食もカレーが出てくるものですから、

食事が二日目でいやになりました。

カレーじゃないときはとても嬉しかったものです。

食べられるだけ、ありがたいんですけどねー。

この辺りはツアー会社にもよるでしょうね。

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多くのインド人はヒンズー教徒で、彼らは食事の際に右手のみを使います。

左手は「不浄のもの」で、食事中は一切使いません。

ナイフやスプーンなども使用せずに、素手で器用に食べます。
右手のみでナンをちぎって食べるのには感心しました。

だもんで指はどんどん汚れていきます。

おしぼりはないし、その指はどうするのかな、と観察していると、、、。

ベロベロと舐めてました!

今夜は夜行列車でガンジス川に向かいます。

夜行列車はインド旅行の醍醐味

これから夜行列車で10時間かけてガンジス川を見に行きます。

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電車がいつまでたっても来ません。めちゃくちゃ寒いです。

ガイドさんにどのくらい遅れるのか聞いたら、

「インド人にもわからない」と言われました。

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結局列車は3時間遅れで到着。ひどい時は半日以上遅れるらしいです。

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寝台列車は寒いし狭いし快適とは言えませんが、なかなかいいものです。

相部屋のインド人とたまに喋ったり。(ガイドさんには喋るな、と言われましたが)

少しくらい英語ができた方が楽しいですよ。

 

相部屋のお兄さんに、「日本語のムシムシってなに?」と聞かれました。

「蒸し蒸し」かなと思い、日本の夏はジメジメしている旨を伝えましたが、お兄さんはいまいちスッキリしない様子。

思い返せば、あれは電話するときの「もしもし」だったのかもなぁ。

 

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晩御飯はもちろんカレーですわ!

 

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タージマハル観光の後、夜行列車でバナーラスに到着。

朝に到着するはずが、もう昼じゃん。結局4〜5時間の遅れになりました。

サールナートで宗教を考える

この日はガンジス川ではなく、ブッダが初めて説法をしたとされるサールナートに行きました。

ブッダが悟りを開いたのはインドなんですよね。

(悟りを開いた場所は東インドにあるブッダ・ガヤーというところですが、今回は行きませんでした、残念)

ダメークストゥーパ

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ストゥーパとは、ブッダの遺骨を土を盛った塚に収めて崇拝したのが起源といわれています。ブッダや彼の教えの象徴なのです。

修行者たち

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ムールガンダ・クティー寺院

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この中にはブッダの生涯を描いた壁画があります。

野生司香雪(のうすこうせつ)さんという日本人が(!)戦前に書いたそう。

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インドはヒンズー教の国ですが、仏教徒の聖地です。仏教国の時代もありました。

タージマハルなどの、いわゆる「インドらしい建築物」はイスラーム教時代のものです。

その後はイギリスに支配される、キリスト教の時代です。

他にシク教、ジャイナ教なんてものもあります。

これだけの宗教・思想が混在する国は他にありません。

これがインドを味わい深く、そしてカオスな国にしているんですね。

 

夜のバナーラス

サイクルリクシャーに乗りました。

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溢れかえる人、バイク、車、そして牛。それらを見事にかわして運転します。

 

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ガンガーではプージャー(礼拝)が行われていました。

音楽と太鼓が鳴り響くスペクタクルでした。

なんとこれが毎晩行われているとか。

ガンジス川へ

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翌早朝、ガンジス川へ。夜の喧騒が嘘のように静まり返っています。

 

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おお、これがガンジス川!ついに到着しました。

これから船に乗って遊覧します。

 

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船に乗ってしばらくすると、ガートが見えてきました。

おや、なんかカラフル?

 

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なんじゃこりゃ!

神聖な川の岸にこんな建築物。日本だと「不謹慎だ」とか言う人が現れそうです。

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久美子さんの家もありました。

 

ガートとは「岸辺から階段になって河水に没している堤のこと」です。

基本的には沐浴する場所ですが、

火葬しているガートもあるので、そこでは写真を撮るのは控えましょう。
カメラもしまうこと。いらんトラブルが起こりかねません。

写真を撮ってはいけない場所は、ガイドさんが教えてくれます。

 

それにしても水上は寒いです。涼しい時期の遊覧の際は厚着をしてください。

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ガンジス川で沐浴

私はやりませんでしたよ笑
神聖な川ですが、下水が流される上、死体が浮いていたりするので衛生面はお察しです。

屈強な方でも体調を崩すと言いますし、短期滞在の方にはお勧めしません。
制約がなければ挑戦してみたいような、したくないような。

新しい世界が見えたかもしれません。

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陽が出てくると、ガートも色合いを変えます。

水上では土産売りがボートをつけてきます。

ネプチューンのナグラさんのそっくりさんが、

「バザールでござーる」

なんて言うもんで、ついつい買いそうになりました。

 

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神々しい・・・。

この日の出を遮らないよう、岸の反対側には建築物がありません。

 

30分ほどで遊覧は終了。

少しだけ現世から切り離されたような、不思議な感覚でした。

 

この後に振舞ってもらったチャイは本当に美味しかったです。

「ガンジス川の水は使ってイナイ」だそう。

ガンジーさまに会いに行く

デリーに戻り、ガイドさんも変わりました。

このガイドさんは奥さんとお子さんが2人いるらしく、
車の中で家族の写真を見せてくれました。

好きな日本の曲も紹介してくれて、おもてなしの精神を感じます。

 

ですがどうも新人さんのようで、案内も不慣れの様子。

朝の迎えは遅刻してきてしまいました笑

 

この日はデリー旧市街の観光です。

レッド・フォートとジャマー・マスジットの観光をしました。

ガイドさんは私以上にはしゃぎ、パンフなどを買っていました。

おいおい、もしかして初めて来たの?

 

そしてインドといえば、やはりガンジーさまでしょう。

ガイドさんは「ガンジーさま」と呼んでいましたので、私もそれに習います。

ガンジー (字幕版)

ガンジー (字幕版)

旅行前に見て予習したのですが、とてもいい映画でした。

主演のベン・キングズレーさんがガンジーさまそっくりなものですから、
現地でのロケで大騒ぎになったとか。

 

ガンジーさまはイギリス統治下にあったインドを独立に導いた、「独立の父」ですね。

デリー旧市街にあるラージ・ガートに眠っています。

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遺体はここで焼かれた後、各地の河に流されたので、厳密にはお墓ではありません。

 

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きれいな公園です。

 

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公園の中心にガンジーさまのお墓が。現地の人がお祈りをしていました。

映画「ガンジー」、オススメです。インド旅行の味わいが増しますよ!

なんか雲行きが怪しい

これからデリーの浅草であるところの、チャンドニー・チョウクに向かいます。

と思ったらガイドさんがオロオロ。

地図を見ながらキョロキョロ、通行人やリクシャーに声をかけ始めました。

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これ、迷ってんじゃないか?

 

ボスとの定時連絡の電話では感情的になり始める始末。

ガイドさん、電話を切って泣きながら私にこう言いました。

「ワタシ、首にナリマシタ」

 

結局チャンドニー・チョウクには行けずじまい、新しいガイドさんと入れ替わりました。

う〜ん、そこまでしなくてもいいのに・・・。

彼の家族の写真を見ちゃったから、なんか罪悪感。私は悪くありませんが。

 

ところで新しいガイドさん、日本語全然喋れませんけど!

英語もかなり怪しいし、グダグダだ。元に戻して・・・。

 

この日の昼食はタンドリーチキンの予定でした。

毎日毎日何食もカレーで、嫌気が指していたので、本当に楽しみにしていました。

しかしスケジュールが狂って目的のレストランには行けず、代わりにファーストフード店に。

 

出て来たのはカレーでした!

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ほんまグダグダ!

 

ちなみに例のガイドさんは、首にはならず仕事を続けているようです。

ヨカッタヨカッタ。