海外旅行記

【カンボジア旅行記】〜アンコールワットと天空の城ラピュタ〜

みなさん、チョムリアップ・スオ!

アジアで遺跡といえば、やはりカンボジアですよね。

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いいですよね遺跡。

ところで遺跡の魅力ってなんでしょう?

  • 古代の建築様式を楽しむ
  • 少し寂しさや怖さを感じる
  • 非日常の空間を楽しむ
  • パワースポット

どれも正解だと思いますが、これだけでは個人的には物足りません。

今とは生活様式や文化こそ違いますが、かつてそこにあったであろう、私たちと変わらない人々の暮らしや歴史、当時の風景に想いを馳せる。

それこそが遺跡の魅力ではないかと思います。

 

 

シェムリアップ空港に到着。

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カンボジアの首都はプノンペンですが、アンコール遺跡にアクセスするならシェムリアップです。

建築途中なのか、放棄されたのか。骨組みが露出している建物が結構ありました。

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よく見ると気付くかと思いますが、道路脇にはほとんど排水溝がありません。

水はけが悪く、雨上がりに乾いた砂が舞ってしまいます。

かなりホコリっぽいので、トゥクトゥクなどに乗るときは、マスクのご用意を。

先進国には当たり前にある排水溝の恩恵なんて、あまり考えたことがありませんでした。

アンコールトムへ

アンコールトムの地図

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アンコールトムとは、建築物の名前ではなく「大きな町」という意味です。

上記の地図の建物を内包する町の名前なんですね。

 

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まず料金所でチケットを購入。

 

 

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料金所から南大門へは電気自動車で移動しました。

もちろんバイクタクシーやトゥクトゥクもあります。

 

 

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道の両側に108体の像がある。

 

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こんな森の中を歩いていきます。

 

都城バイヨン(仏教)

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バイヨンはアンコールトムの中心にある城です。

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回廊には12世紀の人々の生活模様が描かれています。

 

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これは戦闘を描いているみたいですね。

人類の歴史とは戦争の歴史でもあります。まったく愚かなものですな。

 

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バイヨンには建物上部や内部の壁、至るところに顔が見られます。

この顔は観世音菩薩で、なんと54個もあるそうです。

 

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う〜ん、イケメン!

 

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顔!

 

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顔、顔!

 

 

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顔!

 

 

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 象!

 

バプーオン(ヒンズー教)

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バプーオンとは「隠し子」という意味らしいです。

一悶着あった当時のタイに、王妃が自分の子供を殺されないよう、この寺院に隠したという伝説があります。

だから「隠し子」ね。不倫とかじゃないみたいです。

 

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200m続く空中参道。地上と天界をつなぐ虹の架け橋の意味があります。

 

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こんな門もありました。

 

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でかい木です。海外の木って日本より高いものが多いですよね。

 

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猿と原動機付自転車。

 

ピミアナカス(ピミャナカス)

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「天上の宮殿」とかいう意味だとか。

この塔に宿るヘビの神様が、毎晩美しい女性に姿を変えて現れ、王は妻と寝る前に、彼女と交わらなければならなかった、という伝説が。

羨ましいような、そうでもないような。

 

タ・プローム(仏教)

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ここはアンコールトム内部ではなく、1kmほど離れた場所にあります。

創設時は仏教僧院だったが、ヒンズー教の寺院に改宗されたと見られている。

仏教色の強い彫刻の多くが削り取られているのは、もったいないことです。

 

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巨大なヘビみたいですね。

木の下を潜ったり・・・内部はかなり入り組んでいます。

 

映画版トゥームレイダーのロケ地としても有名ですね。

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私はゲーム版トゥームレイダーをやったことはありませんが、フォトギャラリーなどを見るとアンコール遺跡にインスパイアされたのであろうことが伺えます。

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アンコールワットへ

さて、この旅のハイライトです。写真の建物は西塔門です。

 

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アンコールワットの地図

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西塔門をくぐると・・・。

 

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おお!なんか見えるぞ!!

 

アンコールワット(ヒンズー教)

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いや〜すごい、これは感動的だ。

写真だと伝わりにくいですが、圧倒的な迫力です。

 

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中にも入れます。

 

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やはり回廊には壁画があります。

 

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第二回廊の内側から。

 

 

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五基あるこの尖塔は、宇宙の中心を模した物と考えられていました。

当時の王権を神格化するために、アンコールワットで宇宙観を実現したのです。

 

さて、アンコールワットがいちばん美しく見えるのは、何といっても日の出です。

アンコールワットは、背後から日が昇るように西向きに建てられており、日が昇るにつれてシルエットが浮かび上がります。

ですが私が行ったのは雨季。この時期、日の出は月に数回しか見れない、とのこと。

残念です。

悔しいので早朝のアンコールワットに日の出風加工をしてみました。

 

ドン!

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おお・・・神々しい・・・。

アンコールワットの日の出を見れなかったのは残念だけど、この写真で我慢しましょうか・・・。

 

背後が妙に明るい

出発の時間のためバスに戻る途中、なんか後ろが明るいな、と思い振り返ると・・・。

 

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日が昇ってるやん!?

 

 

_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

東南アジア最大の湖 トンレサップ湖

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写真はシェムリアップの街中から11kmほどの場所にあるボート乗り場です。

前日に雨が降ったので、湖はお世辞にもキレイとは言えませんね。

まあ、ここは湖のキレイさを求めていくようなところでもありませんが。

トンレサップ湖の地図

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「伸縮する湖」と言われ、その大きさは乾季の約3000㎢から、雨季には約9000㎢にもなります。

東南アジアで最も淡水魚の種類が多いのだとか。

それではボートに乗り込みましょう!

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こんな子供たちが運転します。

 

さあ、トンレサップクルーズ、スタート!

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水上村の住居。住人の多くがベトナム人とのこと。

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学校や病院、ガソリンスタンドまであります。

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タライってホントに舟になるんだなぁ。

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まだ小さい少年ですが、クルーズ中に肩叩きをしてくれました。

こうしてチップを稼ぐんですね。

ガイドさんが、カンボジアの貧富の差について話してくれました。

彼らは本当に貧しくて、「子供は産まれてこないほうがよかった」なんて言うんですよ。

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そういえば他の遺跡でも、子供たちが物を売りに来ましたね。

ガイドさんに「親に金を取られるだけだから、買わない方がいい」と言われました。

買いましたけど。

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細い水路を抜けると、広がる見事な水平線。ホントに湖か?

クルーズでは休憩に養魚場に寄ります。おみやげもたくさんありますよ。

大蛇と寝そべっている子供たちもいて驚きました。

あれだけ人に懐いていると、蛇もカワイイかも?

料金交渉でのトラブル

このクルーズでは、直接交渉をすると料金をふっかけられるなどのトラブルもあるようです。

無用な時間や体力を使いたくなければ、旅行会社を通した方がいいですね。

天空の城ベンメリアへ(ラピュタ)

実はアンコールワットよりも楽しみにしていました。

天空の城ラピュタのモデルになったと言われているのが、ここベンメリアです。

が、この遺跡の詳細の公開が、映画公開より後のようなので、真偽はわかりません。

アンコールワットから40kmほど離れた場所にあり、車で向かいます。

たまたま日本のツアー客と一緒になり、色々な旅行話をしました。

こういうのも旅行の醍醐味ですね。

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入り口にあるナーガの像。

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入り口を進んでいくと・・・。

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牛が!・・・ってどうでもいいですね。

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出た!

この崩壊した建造物がベンメリアの正門です。

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森の中をしばらく歩きます。

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ベンメリアの地図

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おお・・・。

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遺跡内は崩落しているので、足場が設置されています。

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巨人兵が出てきそう。

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アプサラの踊りとポル・ポト

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ディナーショーでアプサラの踊りを見ました。

9世紀ごろに生まれたクメールの宮廷舞踊です。

踊り子の反り返った手指に特徴があり、その動きや形は、生命の営みを花の芽生えから実が落ちるまでに例えています。

もちろん頭や腕、足の動きにも意味があり、それらが魂の言葉として感情を表現しています。

踊り子は神への祈りのために踊る、人間と神様との仲介者なんですね。

 

この踊りは、人類史上最悪の独裁者の一人、ポル・ポト政権時代(1975−1979)に途絶えかけてしまいました。

300人を超す先生や踊り子のうち、90%もの人々が処刑され、振り付けが記録された書物も、ほとんど消失したのです。

他にも美男美女や知識・技術がある者(医者、教師、職人ですね)を共産主義の邪魔になる、と処刑し、わずか4年で人口は1/3に減少。もちろん他の伝統文化も根絶やし。

こうして書いていても信じられん、イかれてます。

 

ですがアプサラの踊りは、難を逃れた数人の先生によって息を吹き返しました。

1000年以上もの間、研鑽と継承を重ねた伝統は、そうそう滅んだりはしませんね。

 

カンボジア旅行の際は、ぜひアプサラの踊りも観てください。

苦難の歴史を想うと、その感動もひとしおではないでしょうか。

 


Apsara Dance Royal ballet of Cambodia